- TOEIC400点以下でも英語で外国人としゃべりたいなぁという方
- 英会話スクールに行ってもなかなか話せるようにならない方
- 英会話の勉強方法があふれていて何からやっていいか分からない方
- 心機一転英会話を学びなおしたい!と思っている方
に参考になれば、嬉しいです。
私は、TOEIC600点に到達するまでは、独学+実践で英会話力を向上させて、現在はインドで100%英語の環境で不自由なく生活できています。
英会話初心者は最初にリスニング力を強化すべき
英会話初心者はリスニング強化に力を入れるべきです。
ここに力を入れるかどうかで、その後の英会話力に大きな差が生まれてきます。
ではなぜ、リスニング力をつけることが大切か?を具体的に記載していきたいと思います。
リスニング力をつけることが最重要です
英会話初心者は最初にリスニング力をつけることが大切です。
相手が何を言っているか分からないと、そもそも会話にならないからです。
逆に、リスニング力がつけば、後は、単語だけでも会話できます!
英会話の場合、
- 相手にゆっくり話してもらうことが出来る
- 知らない単語、聞き取れなかったら、聞き返すこともできる
だから、まずはリスニング力をつけることを目指しましょう!
TOEIC400点台の私の日本人の友人も、数か月前はインド人ドライバーやインターのアメリカ人の先生との会話で苦労していました。
今回の練習方法で一緒に3ヵ月間練習したところ、今では言っていることが段々と分かるようになって、生活が楽になってきたと喜んでいます。
リスニング力UPの練習方法
リスニング力UPの練習方法は、下記です。
英語の「正しい発音」で「声に出して読む」練習
を、ひたすらやる!です。
なぜ、正しい発音での音読がリスニングUPに効果的なの?
では、なぜ、正しい発音での音読がリスニングUPに効果的なのでしょうか?
それは、英語の音の仕組みを感覚として理解することで、徐々に聞き取れるようになるためです。
ひたすら「正しい発音」で「声に出して読む」ことで、英語の音の仕組み「リエゾン」がわかるようになります。
そして、英語が聞き取れるようになります!
日本人が英語を聞き取れない理由は、英語の音の仕組みを知らない点にあります。
英語は「子音」で終わることが多く、その後「母音」で始まる単語が来ると自然に「リエゾン(子音誘引)」してしまうのですが、この感覚が日本人には難しいため、なかなか英語が聞き取れないのです。
「英語素読」で口を動かして、正しい発音で発生すると、自然に「リエゾン(子音誘引)」ができるようになります。
しかも「リエゾン(子音誘引)」が感覚としてわかるようになると英語が簡単に聞き取れるようになるのです。
「正しい発音」で「声に出して読む」という「英語素読」で、あなたの英語力を180度変えることができます。
引用:引用・転載元:http://www.palkids.co.jp/palkids-webmagazine/tokushu-1206
パルキッズ通信2012年06月号特集『発音で決まるリスニングの力』(著)船津洋 ©株式会社 児童英語研究所
また、ひたすら音読を繰り返すことで、単語や表現も覚えられて1石2鳥です。
「リエゾン」って何?
ところで、「リエゾン」って何でしょうか?
「リエゾン」とは、英語の発音上の変化で、「リンキング」とも言います。
例えば、Can I go with you? (一緒に行ってもいいですか?)の文章の場合、
キャン アイ ゴー ウィズ ユー?
と、1単語1単語ごとには発音されず、
Can I ⇒キャナイ
with you⇒ウィジュー
とリエゾン(リンキング)が起こり、
キャナイ ゴー ウィジュー?
という発音になります。
こういう場合にこういう発音になる、というパターンがいくつもありますが、まずは、こういう音の変化があるんだ、と知っておいてくださいね。
英会話初心者におすすめ具体的な練習方法
では、実際の練習方法をご紹介します。ぜひ、大きな声で練習してみてくださいね!
ステップ0:教材を選びましょう
まずは、自分に合ったレベルの、
①スキット(二人の人が交互に会話している対話形式の文章)
②その音声がついている
教材を1冊だけ選んでください。
⇒分からない単語が1ページ中1~3個の教材
ステップ1:スキットを見ないで、音声を聴く
選んだ教材の1スキットを、見ないで、何度か聴いてください。
こんな内容の会話しているなあと想像してください。(間違えていてもOK)
自分が今どのくらい理解できるかを確認するためです。
ステップ2:日本語訳を見て、理解する
続いて、スキットの日本語訳を見て、スキットの内容を理解します。
単語や文法が分からないところを調べておきます。
意味が理解できない英文を音読しても意味がないからです。
後のステップで音読を繰り返すときに、英文を読んだら意味がイメージできるようにすることが重要ですので、スキット全部をここで理解してくださいね。
ステップ2:1文づつ聞いてどのように聴こえるか確認する
スキットを1文づつ聞いて止め、スキットの英文中に、リエゾンの箇所など聞こえた通りにカタカナで記入します。
キャナイ ウィジュー
Can I go with you?
聴こえなかった箇所も分かるように英文に印をつけます。
何度も聴いて、聴こえ方をカタカナで記入する作業を、1スキットすべてやります。
あとで、音読する際に、このカタカナを参考に音声を真似て音読します。
カタカナで書くと、リエゾンが理解しやすくなり、また、聴こえなかった箇所に印をつけることで、自分の不得意なところが分かってきます。
ステップ3:1文づつ音声を聴いてリピートする
続いて、1文づつ音声を聴いて、ステップ2で記入したカタカナの読み方を参考にリピートします。
なるべく音声に近い発音になるように、大きな声で1文づつ発音しましょう。
止まらず言えるようになるまで1文づつ何回かリピートします。
次の仕上げの音読のための練習段階です。
ステップ4:スキットの音声に合わせて何回も音読する
続いて、スキットの音声を流した状態で、スキット全体を通して音声に合わせて音読します。
音声に合わせて音読することで、同じスピードで英文が聴こえる+読めるようになる、英語の文章の通りに理解できるようになるのです。
滑らかに言えるまで10回以上は繰り返してください。
音読がスラスラできるようになってきたら、音読しながら文章の内容がイメージできるかを意識してやってみましょう。
1冊終わらせることが大切です
練習方法のステップは以上ですが、一番重要なことをお伝えします。
最初にやると決めた1冊が終わるまで、他の本はやらない!と決めましょう。
私は、大昔に、最初の1冊をやりきることで
音読練習が習慣化され、達成感が得られたからです。
まとめ
勉強を再開して最初の数日が重要です。
簡単な練習方法ですので、ぜひ続けてみてくださいね!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました♪